ぼたん鍋
その2
猪の雄は不味いのか?
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よく「猪肉のメスで、子供を生んでいない猪肉が美味しい」と言う話を聞きます。 冬の終わりに雄が餌をあまり食べなくなるというのが根拠の一つです。 経験上ですが、 猪肉メス+子供を生んでいない=美味しいとは限りません(^^;) もちろん美味しい時もあります(^^)v しかしそうでない時も多いです。 油がのっていない、色が悪い、少し硬いなど。 確かに、お客様にお出しする猪はメスが中心となりますが、 逆にオスは不味いのか? いえいえ、 一級品の味のオスも多いのが現実です。 沢山餌を食べた、たくましいオス。 もともと肉筋の良い雄の猪など。 よってあくまで個人的には、品質は性別ではなく個体差により左右されると思います。 皆様が猪肉を良し悪しを判断するときも、是非、自分の味覚のみを信じていただければと思います。 メスだから必ず美味しい。 雄だから必ず不味い。 この年令だから美味しい。 この体重だから美味しい。 そのような形式のみで生き物の肉質は判断しきれるものではないと思います。 猪を男女問わず愛していただければと思います(^^)v ぼたん鍋は、猪という生き物を利用します。 狩猟や罠猟が中心の猪肉は、より生命への断絶を重く感じてしまう食べ物です。(養殖も全国には多いみたいですが…、こんな記事も「実験養殖で赤ちゃんイノシシ77匹が誕生」(外国ですが) この尊い食べ物を、性別などで区別するのではなく、等しく平等にお楽しみください。 美味しいときもありますし、そうでないときもあるかもしれませんが、お店で提供するのではなく、ご家庭で楽しむ場合などは、硬い時は、よく煮込めばよいと思います。 工夫次第でいかようにも美味しくできると思います。 是非猪肉の調理を、楽しみながら工夫してご家庭でご賞味下さい(^_^)ノ 如月庵で提供されるお肉はは、数ある猪から選ばれたわずかな猪です、商品ですので肉質や臭みをチェックし大切に管理しておりますが、全ての猪肉に感謝です。皆様のお口にあうことを願っています。 |
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